婦人科疾患・更年期障害・月経異常のご案内 

くみこ鍼灸院プロフィール

低刺激・痛くない鍼灸治療の脈診流経絡治療

はり灸治療の適応疾患

婦人科疾患・更年期障害・月経異常

【婦人科疾患について】


月経は平均12歳から50歳前後の約40年間、妊娠期を除き4週間を
1サイクルとして毎月起こる現象です。受精卵が子宮内膜に着床しなければ、 毎月増殖した子宮内膜が脱落し出血が起きます。毎月子宮では大変な生理現象が 起きているわけで、月経周期(25〜38日)、日数(3〜7日)が正常な範囲内で 生理痛(月経痛)を伴わないことがとても重要になってきます。しかし最近は、 身体が冷えることよりもファッションを優先したり、食生活の片寄り、ストレスなど から生理痛があるのが当たり前のようになってきています。そのままの状態でいると、 月経時に仕事を休んだり日常生活に支障をきたすほどの状態になったり、虚弱な体質で 妊娠が困難になったりします。 月経を正常にするための治療は婦人科疾患に共通するもので、骨盤内の血流を良くすること、 東洋医学の観点からは?血症を処理することにあります。当院では気(生命エネルギー)や 血液の流れを調整し、婦人科疾患の原因となっている冷えや骨盤内の血流を改善し健康な 状態に導いていきます。正常な生理活動がおこなわれると心が明るくなり、五臓六腑の働き も良くなることで肌つやもきれいになっていきます。また、正しい食事、健康的な生活を 送っていれば必ず安産です。

<ご自身でできる健康法>
・生野菜や果物、甘いものは身体が冷えるので摂り過ぎない
(野菜は火を通す)
・月経(生理)のある1週間は特に身体を温めるような服装を
 心掛ける
・ご自宅で女性の健康維持に効果のあるツボにお灸をする
 (三陰交穴、関元穴)
・適度な運動は骨盤内の血流がよくなります

【更年期障害】


更年期の症状が出現するのが40代半ばから50代前半で顔のほてり、多量の汗、 不眠や食欲不振等の自律神経失調症の症状や腰痛、頭痛、肩こり等の痛みの疾患、 イライラや、不安感、気分の落ち込みなどの精神的症状がみられ、各症状の出現や強さなど 個人差が大きくどういう方が強く症状がでるかは分かっていません。婦人科では、各症状に 応じてホルモン療法や安定剤、抗うつ剤が処方されますが、薬を服用しても日常生活が困難で 日々つらい思いをされている方がおられます。 鍼灸治療は不足している内分泌ホルモンを直接補充する というものではなく、 身体の陰陽バランスを整えてホルモン分泌を促すものですから、身体に負担がなく、 鍼灸治療続けることで薬を飲む期間や服用量を減らしていくことができます。 当院では更年期障害のタイプをホットフラッシュや多量の汗等の症状が出るタイプと 食欲不振や気分の落込みでホットフラッシュ症状がないタイプに分けて、 そこから頭痛、 腰痛、肩こりなどの症状と合わせて東洋医学的な診断と治療を行います。 また東洋医学では、 女性の骨盤内の血流の低下はお血(おけつ、血液の循環障害で血液が塊状 になって停滞したもの)を生み骨盤内の臓器にさまざまな悪影響を及ぼします。治療は お血を取り除くために骨盤内の血流の 増加と全身の血液循環を良くすること。 その為に骨盤周囲や仙骨部、下腹部の緊張や硬結を取り除く治療をします。 更年期障害には、自宅でお灸をしていただくと効果はより高まります。また、 ハードな運動ではなく軽い ウォーキング等で血液循環を良くすることも良いでしょう。
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