【各関節の痛みと原因】
ひざなどの関節痛の場合、東洋医学的診断を行うものと同時に理学療法検査も行い、 関節のどの部分に原因があるのかを突き止めてから治療に移ります。ひざ関節には6本の経絡が流れており、 関節の状態を観察し、原因のある箇所の気血の流れをよくするような治療をしていきます。 また、ひざの痛みを訴える方の多くに骨盤周りや太ももの裏側に気血の滞りや皮膚の変化を確認することができますので、 このあたりを一緒に治療していくと、ひざの痛みはより早く緩和していきます。 また急性の関節痛を除いて 、関節に負担のかからない運動療法も同時におこなっていただくと治療効果は倍増します。 オスグッド・シュラッター病、シンスプリントも鍼灸治療はとてもよく効きます。
【ひざ痛の予防の特に大事なこと】
A、正座はできるだけ避ける。
B、できるだけ安静、長時間立つこと、運動はさける。
C、慢性のひざ痛でも熱感や腫れがあるときは安静にすること。
D、慢性のひざ痛は寒さでひざが冷えたり、梅雨の時期は痛みが
増すのでサポータなので保護すること。